和泉市にて大屋根葺き替え工事
2021/06/25
先日、和泉市にて行った大屋根葺き替え工事の様子をお届けいたします。
<施工前の屋根>
こちらが施工前の屋根の状態です。各所から雨漏りが発生していました。
<既存瓦・葺き土撤去>
次に、既存瓦と葺き土を撤去していきます。
昭和20年より前に建てられた木造住宅の瓦屋根は、こういった土を使って屋根を葺く
土葺き工法が採用されていることが多いのです。
現在は耐震性への懸念から土葺き工法は行われていませんが、
過去に地震の影響や被害が少ない地域では今も土葺き屋根の住宅が残っています。
屋根裏に落ちている土も綺麗に掃除いたしました。
<合板張り>
次に、合板を張る作業です。
合板とは、屋根材と防水紙(ルーフィング)を施工するための板のこと。
合板は垂木に固定されており、この合板に屋根材と防水紙が固定されます。
合板がなければ屋根材と防水紙を固定することができないため、屋根の土台となる重要な部分です。
<ルーフィング張り>
続いて、先程の合板の上からルーフィングを張っていきます。
ルーフィングは、基本的に屋根工事の時にのみ姿を表すものなので
目立つ存在ではありませんが、雨水の侵入を防ぐという大きな役割を持っている大事な存在です。
ですので、隙間無く丁寧に貼り詰めていきます。
<隅木取り付け、水切り板金施工、本体施工>
屋根の軒先や壁際に設置する板金を、水切り板金といいます。。
軒先や壁際にこの水切り板金を付けることにより、隙間からの水の侵入を防ぐ役割があり、
雨漏りからお住まいを守る大事な一員です。
<完工>
そしてこちらが完工の様子です。
使用した屋根材は横暖ルーフ。
重量は瓦の10分の1と非常に軽いため耐震性に優れており、さらに雨風に強い耐久性も兼ね備えている人気の屋根材です。
また、横暖ルーフに使われている「スーパーガルバリウム鋼板」は、通常のガルバリウム鋼板よりも品質や性能に優れているという特徴があります。
この度は輝匠建業をご用命いただき、誠にありがとうございました!
お住いの屋根に関して少しでも気になることがあれば、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 |