大阪市にて瓦屋根修理〈漆喰補修〉
2021/05/01
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪市にて瓦屋根の漆喰補修のご依頼をいただきました。
Before写真にように、瓦屋根の漆喰が劣化しぼろぼろになってしまっておりました。
今回は、既存の漆喰を撤去し新しい漆喰を詰め直す修繕工事をおこないました。
施工前
写真のように、瓦と瓦の隙間を埋めているセメントのような建材を漆喰といいます。
この漆喰が経年劣化によって剥がれたり崩れたりすると、瓦と瓦の隙間から雨水が屋根内部に浸水し、雨漏りが起こるリスクが高まります。
厳密に言うと、漆喰の劣化=雨漏りに直結する訳ではありません。
しかし、漆喰が埋めていた隙間から必要以上の雨水が屋根内部に浸水することになるため、その水が建物内部を腐食させ結果的に雨漏りを引き起こす可能性があるのです。
また、漆喰の崩れや剥がれは雨漏り以外に瓦の崩落という別の被害をもたらす可能性があります。
漆喰には隙間を埋める役割以外にも、瓦を支える役割も持っています。
その漆喰が崩れや剥がれで無くなってしまえば、瓦を支える強度が弱くなるため、地震や強風の際に瓦が地面に落ちてくるといった事態を招くのです。
瓦自体が非常に耐久年数の長い屋根材のため、つい漆喰のメンテナンスは見落とされがちです。
基本的には10年に1回くらいで我々屋根職人の診断を仰ぐことをおすすめします。
ただし、お住まいの地域ごとに気候条件が異なるため、10年というのはあくまでも目安です。
一年に一度、ご自身の目で屋根の漆喰に剥がれや崩れが起こっていないかチェックするのが良いでしょう。
施工後
既存の漆喰を取り除き、新しい練り漆喰に入れ替えた様子です。
担当者のコメント
漆喰の入れ替えは大掛かりな屋根工事ではないため、DIYで作業を行おうとされる方もいらっしゃいますが、おすすめはできません。
屋根での作業に慣れてない一般の方が作業すると、瓦を踏んで割ったりと別の被害が発生するリスクがあります。
また、漆喰を塗りすぎて、新たな雨漏りの原因を作ってしまうというケースもあります。
慣れてない方は見た目を良くしようとつい漆喰を多めに塗ってしまう傾向がありますが、基本的に漆喰は雨に直接当たらないように量を調整しながら施工します。
そのため、盛り過ぎた漆喰は雨が直接当たってしまい、その箇所が雨漏りを引き起こす原因となってしまうのです。
株式会社エーストラストでは、大掛かりや葺き替えやカバー工法だけでなく、このような部分的な屋根修理にも迅速に対応します!
屋根修理・雨漏り修理は株式会社エーストラストにお任せください!
現場住所 | 大阪市 |
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施工内容 | 瓦屋根漆喰補修 |
施工箇所詳細 | 棟瓦 |