大阪市にて屋根修理〈天窓付きスレート屋根カバー工法〉
2021/05/05
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪市にて屋根修理のお問い合わせをいただきました。
既存のスレート屋根の劣化が気になるとのことで屋根点検をさせていただきましたところ、屋根の劣化が進んでおり何らかのメンテナンスが必要な状態でした。
今回は既存の屋根の上から新しい屋根材を被せ葺く、屋根カバー工法にて屋根工事をいたしました。
大阪市にておこなった屋根修理の様子です。
施工前
まずは既存屋根の様子です。
現状では雨漏りなど深刻な被害は発生していませんでした。しかし、全体的に劣化が進行しておりましたので、メンテナンスが必要な状態です。
今回行うカバー工法は屋根葺き替え工事と比べて費用を抑えることができ、工期も短い上にリフォーム効果が高いので、屋根修理では人気のある工法です。
ただし、カバー工法は既存屋根をそのまま次の屋根下地として利用するため、施工にあたっては既存屋根の下地など屋根内部に被害が及んでいないことが条件となります。
もし屋根下地やルーフィングに不具合がある場合、カバー工法ではなく下地やルーフィングまでやり替える屋根葺き替え工事でないと対応できません。
その意味では、適切なタイミングで屋根リフォームを検討されることが非常に重要となります。
カバー工法をご検討されている方は、「何か不具合が起こってから」ではなく、不具合が起こる前の早め早めのメンテナンスをご検討ください。
施工中
屋根材撤去
まずは古い天日湯沸器を撤去します。
雨水の流れが変わる給湯器の下部はやはり他の部分と比べて屋根材の劣化が進んでいますね。
屋根は雨水を受け止め、シンプルに傾斜だけで雨水を下に流しているように思われがちですが、実際には緻密に計算されて作られています。
一箇所に水が流れすぎないように、また水が溜まったりしないように、傾斜や角度、設置する建材などもしっかり設計されているのです。
そのため、本来であれば無いはずの湯沸器があるために雨水の流れが変わってしまい、湯沸器下部は雨水が集中してしまった or 水が溜まりすぎたために他と比べて劣化が進んでしまった訳ですね。
もちろん湯沸器も生活に関係する機器ですので設置自体は問題ありません。
ただ、同じように屋根上に湯沸器やソーラーパネルなどを設置されている方は、定期的に屋根診断を行い、こまめに屋根の状態をチェックされた方が良いでしょう。
ルーフィング施工
湯沸器を撤去し、いよいよ本格的にカバー工法に着工です。
まずは既存屋根の上にルーフィングを施工していきます。
天窓周り施工
続いて、天窓の周りを雨漏り防止のためガルバリウム鋼板で際部分を施工していきます。
天窓は通常以外の窓からも採光を可能にするため、屋内が明るく開放的な空間になりますし非常におしゃれなものです。
あれば嬉しいものではありますが、同時に雨漏りが起こりやすい箇所でもあるため、こちらも定期的な点検・メンテナンスが重要となります。
天窓に限ったことではありませんが、違う建材同士が取り合う箇所は構造上どうしても隙間ができてしまうため、雨漏りが起こりやすくなります。
天窓以外では大屋根の棟部分や、下屋根の屋根材と壁面が交差している箇所などですね。
角度がついている箇所、違う建材が取り合う箇所は隙間ができてしまうため、今回ガルバリウム鋼板で施工したように、別途雨漏り対策が必要となるのです。
実際、天窓箇所からの雨漏りというのは修理依頼のお問い合わせが多いです。
屋根に天窓があるお住まいの方は、ぜひ定期的に点検を行なっていただければと思います。
屋根材「横暖ルーフα S」施工
ルーフィングを張り終えれば、屋根本体として新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用した屋根材は、ニチハ株式会社の「横暖ルーフα S」です。
施工後
これにてカバー工法、施工完了となります。
担当者のコメント
この度は、株式会社エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました!
上述のように屋根は雨水の流れがスムーズになるようしっかり設計されていますが、給湯器や天窓などがプラスで設置されていると、豪雨や横殴りの雨風の際などに予期せぬ雨水の流れになってしまい、雨漏りを引き起こすこともあります。
そのため、給湯器や天窓などが付いている屋根の場合は、早め早めの点検・メンテナンスを心がけていただければと思います。
株式会社エーストラストでは、屋根点検・診断をはじめ、部分的な修繕工事や今回のようなカバー工法など大掛かりな屋根修理にも迅速に対応します!
大阪での屋根修理・雨漏り修理は株式会社エーストラストにお任せください!
現場住所 | 大阪市 |
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施工内容 | スレート屋根カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |