大阪市にて屋根修理〈瓦屋根葺き替え〉
2021/03/04
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪市にて屋根修理のお問い合わせをいただきました。
雨漏りしている箇所があり、応急措置で写真のようにブルーシートを被せていましたが、そろそろしっかり屋根修理をしたいとのことでご相談をいただきました。
今回は、屋根の劣化状況もひどく全面的な修繕が必要でしたので、既存の屋根材を撤去し新しい屋根材を施工する屋根葺き替えにて修理をおこないました。
大阪市にて行った屋根修理の様子です。
施工前
瓦自体の劣化も気になるところですが、何より気になるのは瓦表面にコケが生えていることです。
コケが生えるということは、その箇所に常時水分が溜まっているということになります。
つまり、屋根表面に降り注いだ雨が適切に地上へ排出されていないということですね。
現状、雨漏りなど大きな被害こそ出ていませんでしたが、このまま放置しておけば雨漏りが起こるリスクは非常に高かったです。
その意味で、今回の工事は適切なタイミングと言えるでしょう。
施工中
既存屋根材撤去
まず、足場を設置した上で既存の瓦を撤去し、ソーラーパネルも一旦外させていただきます。
大屋根、下屋根共に既存の瓦を綺麗に撤去した後は、新たに屋根の下地となる合板を張っていきます。
新たに張り付ける新品の合板と見比べていただくと、既存屋根は屋根下地も劣化が進んでいたことがお分かりになると思います。
ルーフィング設置
合板張り付けが完了すれば、続いてこちらも新品のルーフィングを張っていきます。
屋根が雨風から建物を守ってくれているのは周知の通りですが、やはり皆様は屋根表面の瓦やスレートなどに目がいきがちです。
しかし、屋根の防水という観点からは、このルーフィングも屋根材と同様に非常にな箇所となります。
ルーフィングには、屋根材が受け止めきれなかった雨水を受け止めるという役割があり、屋根材が雨水を受け止めることを一次防水といい、さらにルーフィングが雨水を受け止めることを二次防水と言います。
つまり、どれだけ屋根材がしっかりしていても、ルーフィングに劣化や破れが起こっていては雨漏りが起こってしまうという訳ですね。
普段目にすることが無く、あまり皆様も気にされない箇所ですが、建物を守る意味では大切です。
張り漏れがないよう、丁寧に張り付けていきます。
新規屋根材設置
ルーフィングを張り終えれば、新たな屋根となる屋根材を葺いていきます。
今回使用した屋根材は、断熱材入りガルバリウム鋼板、「横暖ルーフα S」になります。
過去の施工実績でもご紹介しましたが、非常に優秀な屋根材で株式会社エーストラストも愛用している屋根材です。
この「横暖ルーフαS」は、スーパーガルバリウム鋼板が使用されているので、通常のガルバリウム鋼板よりも耐用年数が長いのが特徴です。
耐用年数が40年〜50年と長いだけでなく、屋根塗装の必要が無いなどメンテナンスフリーな点も施主様からすると嬉しいポイントです。
さらに、通常のガルバリウム鋼板のデメリットに断熱性が低いという点が挙げられますが、「横暖ルーフαS」は従来のガルバリウム鋼板と比べれて断熱性に優れているのが特徴です。
また、気密性の高いジョイント工法(接続工法)を採用しているので機密性も高く、そちらも断熱性の高さの理由となっています。
施工後
こちらが完工の様子です。
既存の屋根と比べると見違えるように綺麗になりました。
「横暖ルーフαS」を使用しているので断熱性も向上し、さらに瓦よりはるかに軽量なので耐震性も向上しています。
瓦屋根は重厚感と耐久性が魅力的ですが、さまざまな要因から雨漏りが起こることがあります。もし瓦屋根からの雨漏りに気付いたら、まずは専門の屋根業者にご相談いただくことをお勧めします。その上で、一緒に雨漏りの原因を特定していくことが大切です。
株式会社エーストラストでは、現在の屋根の状態に合わせて適切な屋根リフォームの方法をご提案し、確かな技術で施工いたします。
大阪での葺き替え工事・屋根軽量化工事は株式会社エーストラストにお任せください!
現場住所 | 大阪市 |
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施工内容 | 瓦屋根葺き替え |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフαS |