大阪市西成区にて瓦屋根修理〈棟瓦補修工事〉
2021/02/04


お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪市西成区のお客様より、「台風の影響で棟瓦が破損してしまった」とのことで、屋根修理のご相談をいただきました。以前の大型台風で棟瓦が飛ばされてしまい、以降ブルーシートで養生したままの状態が続いていたとのことです。
このままでは雨漏りのリスクも高く、早急な対応が必要なため、今回は棟瓦の欠損部のみを南蛮漆喰で補修させていただくことになりました。
施工前
まずは施工前の様子です。
棟瓦横にはブルーシートや重しが残ったままになっており、台風による被害の大きさを物語っています。
実際、台風や強風の際には屋根材が飛ばされたという事例が非常に多く発生しますし、また飛来物による屋根材の破損も多く報告されています。
もちろん台風などが来ないことが一番ではありますが、もし台風や強風などの後には破損や欠損がないか屋根を必ずチェックするようにしてください。
施工中
今回はご予算の都合上、積み替えではなく欠損部のみを南蛮漆喰を使用して修理します。
漆喰は主成分が石灰でできており、色は白いものが多いですが、南蛮漆喰は漆喰に油脂や粘土、土などを混ぜたものとなります。
南蛮漆喰は葺き土(棟瓦の支える土台に使用される土)の代わりに使用することができ、非常に便利な素材です。
一方、通常の皆様が想像される漆喰は、白くて見栄えがいいので仕上げとして使用されることが多いです。
南蛮漆喰は防水性が高いので基礎作り、漆喰は見た目と透湿性の高さから仕上げに使われるという訳です。
施工後
完工後の様子です。
棟部分をしっかり補修し、これで雨漏りの心配もなくなりました。
担当者のコメント
今回のように、「台風後に屋根の一部が破損してしまった」というご相談は非常に多くいただきます。特に棟瓦は風の影響を受けやすく、被害に遭いやすい箇所です。
エーストラストでは、大掛かりな工事でなくても、部分的な補修や南蛮漆喰による応急処置など、お客様のご予算やご要望に合わせて最適な修理方法をご提案しています。
大阪市をはじめ、泉大津市・堺市など大阪府全域で屋根修理・雨漏り修理に対応しております。屋根のことでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください!
現場住所 | 大阪市西成区 |
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施工内容 | 棟瓦補修 |
施工箇所詳細 | 棟 |
使用屋根材1 | 南蛮漆喰 |