大阪府堺市にて築21年戸建てスレート屋根修理〈スーパーガルテクトへのカバー工法〉
2023/12/26
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府堺市にお住まいのお客様より、「ケラバ板金が浮いているように見える」とのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
屋根に上がって確認したところ、築21年が経過したスレート屋根は全体的にコケが広がり、防水性の低下が進んでいる状態でした。また、ケラバ板金も外れかけており、強風時には飛散の危険性があるレベルでした。
こうした状況を踏まえ、板金の補修と併せて、屋根全体を「スーパーガルテクト」によるカバー工法で修繕させていただきました。
屋根材を撤去せずに新しい金属屋根を重ねて施工することで、コストと工期を抑えながら、しっかりと防水性・耐久性を回復できるリフォームです。
また、施工の際には、棟部分の立ち上げ加工や役物との取り合い部分の断熱材処理など、見えない部分にも丁寧な施工を徹底し、長く安心して暮らせる屋根に仕上げています。
今回は大阪府堺市にておこなったカバー工法の様子をお伝えします。
施工前

築21年が経過したスレート屋根の様子です。
現状、スレート自体が水を吸い、コケだらけで調査で登ると滑ってしまうほどでした。
さらに妻側のケラバ板金も浮き上がって外れかけておりました。
施工中の様子
既存の板金撤去

まずは既存の板金類を取り外していきます。
棟板金を固定する土台である貫板も雨水に腐食が見受けられました。
ルーフィング施工

カバー工法は既存の屋根材の上から新しいゴムアスルーフィングを施工していきます。
屋根材を撤去する必要がないので、工費を抑えての屋根リフォームが可能です。
新規屋根材施工

新しい屋根材には「スーパーガルテクト」を葺いていきます。
スーパーガルテクトは株式会社エーストラストおすすめの屋根材です。
立ち上げ加工

棟部分には立ち上げ加工をおこないました。立ち上げ加工については、ぜひ下記の記事をご参考ください。
貫板・棟板金施工

最後に貫板、棟板金の取り付けをおこない完工です。
完工

スーパーガルテクトへのカバー工法をおこなったことで、屋根の防水性や耐久性が向上しました。
また、表面に施された「ちぢみ塗装」により意匠性も高く、お客様にも気に入っていただけました。
担当者からのコメント
この度は、株式会社エーストラストに屋根修理のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
ケラバ板金の浮きということでご連絡いただきましたが、調査を進めてみるとスレート屋根全体にコケが広がり、防水機能が大きく低下している状態でした。
とくに21年という築年数を考えると、カバー工法による屋根リフォームは非常に良いタイミングだったと思います。
今回は、断熱材が裏面に貼られたスーパーガルテクトを使用していますが、役物(水切り)との取り合い部分では断熱材が水を含まないよう、適切にカット・調整を行いました。
このような細部処理を怠ると、将来的な雨漏りの原因となることもあるため、慎重に施工しています。
また、棟部分には立ち上げ加工を施すことで、雨仕舞の強化と見た目の美しさを両立しています。
仕上がり後の意匠性についても、お客様に「見違えた!」と喜んでいただけて何よりです。
屋根は普段見えない場所だからこそ、10年・20年と放置すると気づかぬうちに劣化が進行してしまうこともあります。
少しでも「屋根が気になる」と感じたら、点検だけでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
▼屋根材「カラーベスト」については、下記の動画で代表の高橋が特徴やメンテナンス方法をご紹介しておりますのでぜひご覧ください!
弊社では、屋根の点検や現調調査など屋根に関するお困りごとは、無料で対応させて頂きます。
大阪で屋根修理、雨漏り修理など屋根に関するご相談は、ぜひ株式会社エーストラストにご連絡ください!
| 現場住所 | 大阪府堺市 |
|---|---|
| 施工内容 | スレート屋根カバー工法 |
| 施工箇所詳細 | 屋根 |
| 使用屋根材1 | アイジー工業 スーパーガルテクト(シェイドチャコール) |
| 工事金額 | 470,000円(足場込み) |



