大阪狭山市にて屋根修理〈スレート屋根カバー工法〉
2021/11/05
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪狭山市にお住まいのお客様より、「屋根材の劣化と数枚の割れが気になる」とのご相談をいただきました。
現地調査の結果、スレート屋根は全体的に経年劣化が進んでいたものの、下地の傷みは少なく比較的良好な状態でした。
そのため、今回はコストを抑えながらも耐久性を高められる「カバー工法」での施工をご提案しました。
カバー工法では、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ねるため、廃材処分費や工期を削減しつつ、高い防水性能を確保できます。
改質ゴムアスルーフィングを使用し、雨漏りリスクの高い「谷」部分には純正板金と見切り縁で丁寧に仕上げました。
先日、大阪狭山市にて行ったスレート屋根カバー工法工事の様子をお届けいたします。
施工中
ルーフィング
まずは、既存の屋根から役物を撤去後、改質ゴムアスファルトルーフィングを張っていきます。

下屋根など、壁が干渉する箇所は防水テープ等を使って特に念入りにルーフィングを施工します。

続いて、屋根材本体を施工します。
新規屋根材施工
屋根面と屋根面のつなぎ目部分で、水が溜まりやすい部分を「谷」といいます。この谷は雨漏りする確率が非常に高いため、純正の谷板板金を使用し、漏水を防ぎます。


さらに谷部の切り口には、見切り縁を付け、防水性、意匠性を高めます。
「見切り縁」とは、天井や壁など、異なる部分が接する部分に設置する部材のことです。

本体が葺き終わりましたら、壁際の仕舞いをしていきます。
雨押さえ板金を付け、壁際の立ち上がりには変性シリコンを綺麗に施工します。

雨押さえ板金は、下の写真のように屋根の軒先や壁際に設置する板金のことで、軒先や壁際にこの水切り板金を付けることにより、隙間からの水の侵入を防ぐ役割があります。

施工後
これにて、大屋根・下屋根ともに施工が完了しました。

担当者のコメント
今回のスレート屋根は、部分的な割れや劣化は見られたものの、下地の状態が良好だったため、費用対効果の高い「カバー工法」を採用しました。
特に谷部や壁際などの防水処理は、雨漏りを防ぐために入念に施工しています。
スレート屋根は一般的に約30年が寿命といわれています。
葺き替えと比べて手軽なカバー工法ですが、正しい下地処理と適切なルーフィング施工を行うことで、長期間にわたり安心してお過ごしいただけます。
施工後は、お客様から「見た目も綺麗になって安心しました」と嬉しいお言葉をいただきました。
大阪狭山市をはじめ、大阪府全域での屋根リフォーム・雨漏り修理は、ぜひエーストラストにお任せください。
| 現場住所 | 大阪狭山市 |
|---|---|
| 施工内容 | スレート屋根修理 |
| 施工箇所詳細 | 屋根全面 |
| 使用屋根材1 | スーパーガルテクト |


