大阪府泉佐野市にて天窓からの雨漏り修理
2025/02/04
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府泉佐野市にお住まいのお客様より、「テラスの増築時に天窓を設置したものの、雨漏りがずっと止まらない」というご相談をいただきました。何度か施工を依頼した工務店に見てもらったものの、改善されることはなかったとのことです。
現地調査を行ったところ、天窓用の既製品ではなく外壁用のサッシ窓を取り付けていたことが判明。さらに、屋根の勾配が緩く、既存のカラーベスト屋根の適用勾配外であったことも雨漏りの原因になっていると考えられました。
そこで当社では、緩勾配でも雨漏りしにくい「ガルバリウム鋼板タテヒラ333」によるスレートカバー工法を提案し屋根全体をカバーする施工を行いました。さらに、天窓周りには板金を立ち上げ加工し、雨水の侵入を防ぐ処理を施しました。
施工前
まず、屋根と天窓の状態を調査しました。
天窓に外壁用のサッシ窓が使われているため、雨仕舞いが適切でないこと、そして屋根の勾配が緩く、カラーベストでは雨水が適切に流れない状態であることが判明しました。
この状態を踏まえ、今回はスレートカバー工法(タテヒラ葺き)で雨漏り修理をおこないます。
施工中
防水シート施工
カバー工法を行うために、防水シートを全面に施工し、屋根材の下への雨水浸入を防ぐための防水対策を強化しました。
ガルバリウム鋼板 タテヒラ葺きの施工
今回の屋根材には、緩やかな勾配の屋根にも適している「ガルバリウム鋼板 タテヒラ333」を採用いたしました。屋根全体に縦方向の施工(タテヒラ葺き)を行うことで、雨水がスムーズに流れる構造を実現。さらに、一枚一枚の屋根材を丁寧に固定し、重なり部分の処理にも細心の注意を払うことで、高い防水性能を確保しております。
天窓周りの板金加工と雨仕舞い対策
天窓の周りから雨漏りしないように、板金を立ち上げる加工を行い、雨水がスムーズに流れる構造に改良いたしました。また、屋根材と天窓がつながる部分には丁寧にシーリング処理を行い、水が入り込まないよう防水性を高めることで、より確実な雨仕舞いを実現しております。
完工
施工後の様子です。散水テストを実施し、天窓や屋根材の継ぎ目からの漏水がないことをしっかり確認しました。
担当者のコメント
この度は、エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました。
今回の施工により、長年悩まされていた雨漏りが解消され、安心してお住まいいただける環境となりました。特に、天窓周りの板金仕上げを適切に行うことで、雨水の侵入リスクが大幅に軽減されました。
安価な材料を使用すると、一時的にはコストを抑えられますが、結果的に雨漏りが発生し、何度も修繕が必要になることもあります。屋根や天窓の施工では、コストだけでなく、その建物に適した材料や工法を選ぶことが非常に大切です。
今回の施工でK様には「ようやく雨漏りの心配がなくなり、本当に助かりました!」と喜んでいただけました。今後も万が一のトラブルに備え、定期的な点検をおすすめしております。
「屋根の勾配が緩いから雨漏りするのは仕方ない…」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
適切な材料選びと施工で、雨漏りのない快適な住まいを実現いたします!
現場住所 | 大阪府泉佐野市 |
---|---|
施工内容 | スレートカバー工法及び天窓周り雨漏り工事 |
施工箇所詳細 | 増築部屋根 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板タテヒラ333 |
工事金額 | 121,000円(足場なし、税込み) |