一軒家の雨漏りの修理について
2023/05/30
「雨漏りの修理をしたい」と思っているものの、どこに頼めばいいのか、修理にはいくらかかるか不安ですよね。
お気持ちはよくわかります。自宅から雨漏りすることは日常的にあることではありませんし、いくらかかるかも想像がつきませんよね。
自宅の雨漏り修理をする際のポイントは「信頼できる修理業者」を見つけることです。
この記事は「一軒家の雨漏りを修理したい人」向けに修理業者の選び方にどんなポイントがあるか?雨漏りに気づいた時にどうしたらよいか?修理にはいくらかかかるものなのかについて詳しく解説しました。
雨漏りに気づいたらすぐにやるべき3つのこと
まず雨漏りに気づいたとき直ぐにやるべきことが3つあります。
処置が遅くなると、家屋の損傷が大きくなったり、修理業者に依頼する際に時間がかかったりするので注意してください。
雨漏りに気づいたら以下のことをやりましょう。
- 家屋の防護
- 雨漏り箇所の撮影
- 雨漏りの詳細把握
①床の防護
雨漏りに気づいたらまずは家屋を防護しましょう。
雨漏りしたままにしておくと、2次被害が起こります。
例えば天井から雨漏りに気づいた場合は、床に水が落ちないようにバケツを置いたりしましょう。
濡れたままにすると床まで腐食してしまい、必要のない修理費用が発生してしまいます。
まずは、雨漏りから家屋を守る処置をとりましょう。
②雨漏り箇所の撮影
雨漏り箇所の写真を撮影しましょう。
修理業者と打ち合わせをする際に、相手に正確な情報を伝えるために必要となります。
打ち合わせ時にどこから雨漏りしたかがわからないと、必要のない調査費用がかかることもあるので注意してください。
③雨漏りの詳細把握
雨漏りがいつ・どこで・どのくらいの状況だったか詳細を記録しておきましょう。
写真撮影と同様に修理業者との打ち合わせで必要となります。
事前に雨漏りの詳細を業者に伝えると、原因を狭められるので余計な費用を節約できます。
逆に情報が少ないと調査にかかる費用が多くなってしまうので注意が必要です。
雨漏りを放置するとどうなる?
雨漏りを放置してしまうと大きな出費が発生する可能性があります。雨漏りは、家屋への水の侵入を意味します。
水によって柱や壁が濡れたままになると腐食・カビが発生し、脆くなったり、健康被害がおこることも。
最悪の場合、大規模なリフォームが必要となってしまうケースもあります。
そのため気づいたら、すぐに修理業者を呼び、原因を突き止めたほうが良いです。
一軒家の雨漏り修理相場は?
雨漏りの修理は場所と程度によって費用に幅があります。
業者に相談する前にどの程度費用なのかを下記表で把握しましょう。
表-1 雨漏り箇所修理相場 | |
雨漏り箇所 | 費用 |
屋根 | ¥10,000~¥450,000 |
雨どい | ¥10,000~¥100,000 |
天井 | ¥50,000~¥150,000 |
ベランダ | ¥10,000~¥200,000 |
外壁 | ¥50,000~¥500,000 |
窓枠・サッシ | ¥30,000~¥250,000 |
上記は一般的な修理費用相場となります。大規模な修理となるとさらに費用がかかりますのでご注意下さい。
修理費が高額になる3つの理由
修理費が高額になる理由は以下の3つです。
- 経年劣化
- 大がかりな調査
- 腐食が進行
①経年劣化
雨漏りの原因が家屋自体の劣化の場合、費用が高額になることがあります。
たとえば屋根が経年劣化で雨漏りしていると「屋根の葺き替え」が必要になり、100万~300万円の費用がかかる大規模工事になることもあります。
②大がかりな調査
雨漏りの原因が特定できないと大がかりな調査が必要となり、費用が高額になります。
主な調査内容と相場感は以下のようになります。
- 目視による確認 0~3万
- 散水調査 0~30万円
- サーモグラフィー調査 10万~40万円
- 発光液調査 5万~20万円
- 解体調査 0~10万円
目視による確認程度であれば、無料で行う業者もありますが、調査内容によっては修理とは別途費用がかかることを知っておきましょう。
③腐食が進行
家屋の腐食が侵攻している場合、経年劣化と同様に修理費用が高額になります。
雨漏りに気づいたらすぐに対応することが重要と言えます。
一軒家の雨漏り修理に火災保険が適用される条件
雨漏り修理には高額な費用がかかることは理解して頂けたと思います。
条件次第では火災保険が適用される可能性があります。
それは、自然災害に起因する雨漏りの場合です。
台風や大雨によって家屋が破損し、その結果雨漏りしたと認定されると保険の適用範囲内となることがあります。
ただし、加入している火災保険によって条件は異なるので、確認することが必要です。
気を付けて欲しいのは経年劣化起因は適用外となりますのでご注意ください。
失敗しない一軒家の雨漏り修理業社の選ぶ3つのポイント
修理業者によっては小規模な修理で済むものを大規模修理を勧めてくるケースもあります。
失敗しない修理業者を選ぶポイントは以下の3つです。
- 専門の資格を持っている
- アフターフォローが充実している
- 悪徳業者を選ばない
①専門の資格を持っている
雨漏り修理に関する資格として「雨漏り検診士」「建築板金基幹技能者」があります。
社会的に認定された資格をもっているかどうかが判断基準のひとつとなります。
②アフターフォローが充実している
雨漏り修理完了後の、アフターフォローが契約に含まれている業者を選びましょう。
優良業者が修理したとしても、雨漏りが完璧に仕上がらない場合があります。
その際にも契約に含まれていれば追加の修理を受けることができるので安心です。
一方、悪徳業者の場合は修理後の対応は有料となる場合もあるので注意してください。
③悪徳業者を選ばない
悪徳業者には下記の特徴があります。
- いきなり高額の工事を提案してくる
- 見積書に詳細が記載されていない
- 見積り金額が大幅に値引きされる
- 口コミが悪い
悪徳業者を選ばない一番の方法は選択肢を持つことです。
2社以上から見積を貰い、業者を比較してより良い方を選びましょう。
一軒家の雨漏り修理を自分でやらない方がいい3つの理由
雨漏り修理を自分で直したいという気持ちがある人もいると思いますが、
やらないほうが良い理由が3つあります。
高所作業時の転落の危険
雨漏り箇所が屋根の場合、高所での作業が発生します。
不慣れな作業となるため、誤って転落する恐れがあります。
高さによっては重症になる場合もあるので、プロである修理業者に頼むのが間違いないです。
素人ができるは応急処置
専門知識の少ない素人にできるのは応急処置だけです。
そのため時間が経過すると再び雨漏りが発生することも考えられます。
根本を解決できないので腐食が侵攻する
雨漏りの原因を特定しないと根本の解決はできません。
見た目上は雨漏りしていないけど、建物内部の腐食が侵攻し、結果として大規模はリフォームが必要となる場合もあります。
それを防ぐには費用がかかったとしてもプロの修理業者に見てもらうことをお勧めします。
まとめ
今回は一軒家の雨漏り修理について解説しました。
雨漏り修理のポイントは「放置しないで素早く対処」「優良修理業者を選ぶ」「自分でやらない」ことです。
雨漏り処置が遅れてしまうと、家屋の損傷が大きくなり、結果として修理費用が高額になります。
すぐに修理業者に依頼することをおすすめします。
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