大阪府岸和田市にてスレート屋根カバー工法
2021/06/17
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府岸和田市にお住まいの方より、屋根が色褪せて苔などの黒ずみが気になる、そろそろ何かした方がいいのでしょうかという問い合わせをいただきました。
現地に伺ったところ、既存のスレート屋根の表面を保護する塗装が劣化してほとんど機能していない状態でした。
塗料がすっかり剥げて白い素地が露出しているところもありました。
築年数も20年を超えているので、スレートの耐用年数を考慮してカバー工法をご提案いたしました。
先日、大阪府岸和田市にて行ったスレート屋根のカバー工法の様子をお届けいたします。
施工前
施工前の様子です。
スレート屋根の劣化が進んでおり、塗膜がほとんど剥がれてしまっており、苔やカビの繁殖が見られます。
スレート屋根は塗装によって防水性が保たれていますが、塗料が劣化して防水性が低下するとカビや苔も生えやすくなります。また水を吸収することで湿気もたまりやすくなり屋根材の割れなどにもつながります。
今回の施工はカバー工法のため、こちらの既存の屋根の上から新しく屋根を葺いていきます。
ルーフィング張り
棟板金や雪止め金具などは全て撤去した上で作業を行います。
屋根の軒先から棟に目掛け、ルーフィングを敷き詰めていきます。
ルーフィングを張り替えることで防水機能が向上し、雨に強い屋根になります。
屋根のカバー工法を行う一番の目的は、このルーフィングを新しく張り替えることといえます。
屋根材の施工
続いて、軒先とケラバの板金施工をし、新規屋根材を設置していきます。
今回設置する屋根材は、横暖ルーフas。
重量は瓦の10分の1と非常に軽いため耐震性に優れており、さらに雨風に強い耐久性も兼ね備えている屋根材です。
また、横暖ルーフに使われている「スーパーガルバリウム鋼板」は、通常のガルバリウム鋼板よりも品質や性能に優れているという特徴があります。
各種板金の施工
屋根材本体を施工した後は雨押え板金など各種板金を施工します。
棟板金の施工
そして最後に頂点部の棟板金を施工します。
担当者のコメント
この度は、エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました。
古くなって傷んでいたスレート屋根にカバー工法を行ったことで、雨漏りのリスクも少なくなりました。
また断熱機能のついた耐久性の高い屋根材を使用していますので、断熱機能も期待できますね。
今回行った屋根カバー工法ですが、色々とメリットの多い屋根リフォームの方法です。
たとえば、撤去費用・廃材処分費用がかからないため、修理費用を抑えられる点や、既存屋根の上に屋根を被せるので、屋根の断熱性・防音性・防水性が高まる、屋根を撤去しない分工事期間が短くなる、といった点が挙げられます。
短期間で安く、屋根リフォームを行いたい方には施工方法と言えますね。
カバー工法について詳しくは下記もご参照ください。
お住いの屋根に関して少しでも気になることがあれば、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
現場住所 | 大阪府岸和田市 |
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施工内容 | スレート屋根カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフas |