大阪府和泉市にて屋根修理〈屋根カバー工法〉
2023/05/12




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府和泉市にある築20年の高齢者施設のご担当者様より、「屋根の老朽化が気になるので見てほしい」とのお問い合わせをいただきました。現地調査に伺ったところ、既存の屋根材はスレート(カラーベスト)で、これまでに2回の塗装がされていたことがわかりました。しかし、その効果も既に薄れ、全体的に色褪せや苔の発生、さらにはひび割れなどの深刻な劣化が目立っている状態でした。
塗装による延命処置も限界を迎えていることから、今回は既存の屋根を撤去せずに新たな屋根材を重ね張りする「屋根カバー工法」にて施工させていただくこととなりました。屋根の耐久性と防水性能を高めるため、軽量かつ高耐久なガルバリウム鋼板の「タテヒラ葺き」を採用しています。
施工前
こちらが施工前の屋根の様子です。
全体的な色褪せや、屋根に苔やカビが生えている様子が見受けられます。
屋根材の劣化が進むと屋根材下の下地にまで腐食が及び、雨漏りの原因となるので早い段階でのメンテナンスが必要となります。
施工中
既存役物(屋根板金)撤去
屋根の役物、棟板金や水切り板金を撤去します。
ルーフィング張り
屋根を平らな状態にした上に、ルーフィングを張っていきます。
ルーフィングは、屋根の防水効果を高めるために必要な建材です。屋根材の下に入り込んだ水を外に流すことができるようにする役割を担っています。
ルーフィングについて詳しくはこちらをご覧ください。
下屋根も同様に施工します。
新規屋根材施工
新しい屋根材、ガルバリウム鋼板「タテヒラ」と施工していきます。
雨樋の掛け替えもおこないました。
完工
こちらが完工の様子です。
雨水の排水を良好に促すタテヒラを施工したことにより、今後の雨漏りの心配が大きく軽減されました。
タテヒラ葺きは本来、緩い勾配で施工するのが一般的ですが、今回は急勾配だったので滑りやすく、キズや、安全面に注意しながら施工いたしました。
担当者のコメント
このたびは、株式会社エーストラストに屋根修理のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
今回採用したタテヒラ葺きは、軽量かつ継ぎ目がないことで高い防水性を誇る屋根材です。特に雨の多い日本では、屋根の構造や材料の選定によって、建物の寿命に大きな差が生まれます。タテヒラは金属屋根の中でも特に軽量で、地震時の負担を抑えられるというメリットもあり、災害に強い住宅づくりの一環としても非常におすすめできる屋根材です。
株式会社エーストラストでは、ただ施工を行うだけでなく、施設の用途やお客様のご要望に応じた最適な提案をさせていただいております。和泉市をはじめ、大阪府内での雨漏り修理・屋根修理は、どうぞ安心して当社にお任せください。
現場住所 | 和泉市 |
---|---|
施工内容 | 屋根カバー工法工事、雨樋掛け替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板タテヒラ333 |
工事金額 | 1,070,000円(雨樋工事含む) |