大阪府高石市にてマンション大規模改修工事
2021/11/08
先日、大阪府高石市にて行ったマンション大規模改修工事の様子をお届けいたします。
こちらは養生シート撤去後の現状25年前のカラーベストです。ご覧の通り割れ、ヒビが多数あり、棟板金も飛んでいってしまっています。
カラーベストの寿命はおよそ30年前後だと言われております。
古くなったカラーベストを全面改修する場合は「カバー工法」もしくは「葺き替え」を選択することになります。
当然ですが、理想のリフォーム方法は「葺き替え」です。
古いカラーベストを全て剥がして、新しい屋根材に張り替える工事が最善の工事方法です。
ただし、カバー工法は予算と工期を抑えて工事をおこなうことができます。
特にアスベストが入っているカラーベストの葺き替え工事費用はかなり高額になります。
そのため、費用対効果や将来求める屋根(住宅)の耐用年数などを考慮し、カバー工法を選択されるお客様の方が多いのが実情です。
もちろん、古いカラーベストがかなり傷んでいる屋根(築30年以上の屋根)や雨漏りが生じている屋根はカバー工法ができません。
その場合は葺き替えをおこなうことになります。カバー工法は屋根の状態が良好な場合にのみ選択できる工事ということです。
棟板金を撤去後、マンションがRC構造で下地がコンクリートのため、粘着式アスファルトルーフィングを使用しました。
RC構造とは、鉄筋コンクリート造り(Reinforced Concrete Construction)の略で、「鉄筋によって補強されたコンクリート」という意味です。
続いて、ルーフィングが張り終わったので屋根材本体を施工していきます。
屋根材の施工が終わったら、下地木をコンクリートビスで留めていきます。
続いて棟板金仕舞いの様子です。写真のように、パッキン付きビスで留めつけていきます。
陸棟部も取り付けていきます。あらかじめセンターに墨壺を引いていますので、真っ直ぐ取り付けることができます。
墨壺とは大工道具の一つで、直線を引くときに使用する道具のことです。
全ての取り付けが終わり、完了となります。
大規模工事のため、通常より長い期間の施工となりましたが、施主さまや近隣の皆様のご協力のおかげで無事に完工することができました。
この度は、株式会社エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました。
高石市とはじめ、大阪府の屋根工事・雨漏り修理は株式会社エーストラストにお任せください!
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施工箇所詳細 |