大阪府堺市にてスレート屋根カバー工法
2021/09/16
先日、大阪府堺市にて行ったスレート屋根カバー工法の様子をお届けいたします。
こちらが施工前の屋根の状態です。
特に大屋根の方に、経年劣化やカビ、苔の生えている様子が見えます。
屋根は一年中天候の影響をダイレクトに受けている場所。
雨風だけでなく紫外線や乾燥などを直接受ける状況に晒されています。
もちろん、耐候性や耐久性を高めるなど工夫を凝らした屋根材もたくさんありますが、
やはり年数が経つにつれてその機能が低下していってしまうのは仕方のないことです。
スレート屋根の寿命はおよそ30年前後だと言われております。
古くなったスレート屋根を全面改修する場合は
「カバー工法」もしくは「葺き替え」を選択することになります。
当然ですが、理想のリフォーム方法は「葺き替え」です。
古いカラーベストを全て剥がして、新しい屋根材に張り替える工事が最善の工事方法です。
ただし、カバー工法は予算と工期を抑えて工事をおこなうことができます。
特にアスベストが入っているスレート屋根の葺き替え工事費用はかなり高額になります。
そのため、費用対効果や将来求める屋根(住宅)の耐用年数などを考慮し、
カバー工法を選択されるお客様の方が多いのが実情です。
もちろん、古いカラーベストがかなり傷んでいる屋根(築30年以上の屋根)や
雨漏りが生じている屋根はカバー工法ができないため、その場合は葺き替えをおこなうことになります。
カバー工法は屋根の状態が良好な場合にのみ選択できる工事というわけです。
まず、既存の屋根材の上からルーフィングを敷いていきます。
ルーフィングは、屋根材の下から雨水の侵入を防ぐ二次防水的な役割を持っています。
基本的に屋根工事の時にのみ姿を表すものなので目立つ存在ではありませんが、
水が一番の天敵である屋根にとってはとても大事な存在ですので、隙間無く丁寧に貼り詰めていきます。
ルーフィングが敷き終わりましたら、屋根材を施工していきます。
大屋根、下屋根ともに屋根材を設置し、施工完了となります。
前述した通り、比較的応対の良いスレート屋根でしたらカバー工法をお選びいただくことができます。
カバー工法は既存の屋根の上から新しく屋根材を葺いていくため、
屋根が二重構造になり防音性や防水性も高まるほか、屋根材の撤去や廃材処分などの費用がかかりません。
雨漏りなどの被害が発生しておらず状態の良い屋根の場合でしたら、
カバー工法も一つの選択肢としてお考えいただくことができます。
この度は、輝匠建業を御用命いただき誠にありがとうございました。
大阪での屋根工事や雨漏り修理はぜひ輝匠建業にお任せください!
現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 |