大阪府和泉市にて立平333を使用した新築屋根施工
2025/01/14
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府和泉市のK様邸で新築工事に伴う屋根工事をご依頼いただきました。お客様は、耐久性や防水性、さらにコストパフォーマンスの良さを重視し、腐食や錆に強いガルバリウム鋼板のタテヒラ葺きを採用されました。また、新築ということで、夏場の暑さや冬場の寒さ、雨漏り対策についてもご相談をいただきました。
タテヒラ葺きは低勾配でも施工可能で雨漏りしにくい特長がありますが、暑さや雨音といった点が課題になることもあります。そこで、屋根裏の空気循環を促進する「軒下換気システム」と、断熱効果が期待できるペフ断熱材を組み合わせることで、快適な住環境を実現することをご提案しました。
施工の様子
ルーフィング敷設
あらかじめ下地板が設置されている屋根に、ルーフィングを敷いていきます。
軒下換気システムの設置
軒先部分に「軒下換気」という部材を取り付け、屋根裏の空気を循環させる仕組みを作りました。この換気システムにより、屋根裏の熱がこもりにくくなり、夏場の室温上昇を抑える効果が期待できます。
ペフ断熱材の敷設
屋根下地材の上に4mm厚のペフ断熱材を敷き詰めました。この断熱材は、夏の熱気を遮断し、冬には室内の暖かさを逃がしにくくする役割を果たします。さらに、防音効果もあるため、雨音の軽減にもつながります。
タテヒラ葺きの施工
ガルバリウム鋼板のタテヒラ葺きを施工しました。特に壁際などの雨水が浸入しやすい箇所は、立ち上げ加工を施して防水性を強化。タテヒラ葺きの特性を活かし、低勾配の屋根でも雨漏りリスクを抑えた仕上がりとなっています。
開口周りの水仕舞い施工
換気箇所や通気口など、屋根の開口部周辺は雨水が侵入しやすい箇所です。これらの箇所に対して丁寧な水仕舞い処理を行い、雨漏りのリスクを完全に防ぎました。
完工
こちらが完工の様子です。
担当者のコメント
この度は、株式会社エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました!
今回の工事では、耐久性の高いガルバリウム鋼板のタテヒラ葺きを採用し、断熱材と換気システムを組み合わせることで、快適さと耐候性を両立させました。
ペフ断熱材による断熱効果で、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を実現。また、雨音の軽減効果も期待できます。さらに、軒下換気システムを取り入れることで、屋根裏の湿気を抑え、建物全体の耐久性を向上させました。
タテヒラ葺きは、低勾配の屋根でも雨漏りしにくく耐久性が高い屋根材ですが、適切なメンテナンスや補強が必要です。今後も定期的な点検を行い、大切な住まいを長く快適に保っていただければと思います。同様のお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
現場住所 | 大阪府和泉市 |
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施工内容 | 新築屋根工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |
使用屋根材1 | 立平333〈JFE鋼板株式会社〉 |
工事金額 | 620,000円 |