岸和田市にて屋根葺き替え工事・屋内雨漏り修理
2021/07/27
先日、岸和田市にて行った屋根葺き替え工事の様子をお届けいたします。
<現状>
<既存瓦・土撤去>
屋根の既存の瓦と土を撤去し、屋根表面を綺麗な状態にします。
昭和20年より前に建てられた木造住宅の瓦屋根は、こういった土を使って屋根を葺く
土葺き工法が採用されていることが多いのです。
現在は耐震性への懸念から土葺き工法は行われていませんが、
過去に地震の影響や被害が少ない地域では今も土葺き屋根の住宅が残っています
<角材かさ上げ・スタイロフォーム・合板張り>
次に、角材かさ上げ後、断熱材のスタイロフォームを張ります。
スタイロフォームとは発泡プラスチック系といわれる種類の断熱材のこと。
発泡スチロールの進化版のようなものです。
スタイロフォームには、熱を伝えにくいという性質を持っています。
そのため、断熱効果が高い資材なのです。
<ルーフィング張り>
合板までが貼り終わりましたら、次にルーフィングを張ります。
ルーフィングは、基本的に屋根工事の時にのみ姿を表すものなので
目立つ存在ではありませんが、雨水の侵入を防ぐという大きな役割を持っている大事な存在です。
ですので、隙間無く丁寧に貼り詰めていきます。
<下屋根現状>
下屋根も、先程の大屋根と同様の手順で施工を進めます。
<既存瓦・土撤去>
<角材かさ上げ・スタイロフォーム・合板張り>
<ルーフィング張り>
<板金取り付け>
続いて、板金の取り付けをします。
<新規屋根材設置>
大屋根・下屋根に新しい屋根材を設置し、屋根の施工は完了となります。
新しい屋根材は、ガルバリウム鋼板の一種である「横暖ルーフ」。
重量は瓦の10分の1と非常に軽いため耐震性に優れており、さらに雨風に強い耐久性も兼ね備えているのです。
また、横暖ルーフに使われている「スーパーガルバリウム鋼板」は、通常のガルバリウム鋼板よりも品質や性能に優れているという特徴があります。
続いて、同現場の屋内の雨漏り修理の様子です。
お手洗いの天井をめくり、下地を入れてクロス仕上げを行います。
階段の天井も同様に施工します。
階段は、壁面もめくり、先程と同様下地を入れ、ウッド調のプリント合板を施工いたしました。
この度は、輝匠建業をご用命いただき誠にありがとうございました!
大阪での屋根工事や雨漏り修理はぜひ輝匠建業にお任せください!
現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 |