屋根修理と外壁塗装をまとめて依頼するとお得な理由を解説
2022/12/29
住宅のメンテナンスに欠かせない、屋根修理と外壁塗装。劣化具合やトラブルの発生に合わせて、それぞれ修理や塗装を依頼されることも多いかと思います。しかし、どちらも同じ足場を使う作業であることから、同時に行うと足場代の費用が余分にかからずお得に施工できますよ。
外壁塗装のメンテナンス時期が近ければ、屋根修理と合わせて依頼してみてはいかがでしょうか。屋根修理業者では、外壁塗装を同時に行えることも多くあります。
屋根修理と外壁塗装のメンテナンス時期や、同時に行うメリット、依頼先の選び方をご紹介いたします。
屋根修理と外壁塗装のメンテナンスは必要に合わせて行う
「同時に行うと安くなるから」といって、不要なメンテナンスをする必要はありません。
必要のない施工を行なえば、お得なはずが返って損をすることになります。
屋根修理や外壁塗装は、劣化症状や耐用年数に合わせて、必要な場合にメンテナンスを行いましょう。
屋根修理・点検のメンテナンス時期
屋根の点検は、トラブルを防ぐためにも10~20年に1度行なえるとよいでしょう。
この他、屋根の塗料、屋根材、その下のルーフィングの耐用年数に合わせて修理を検討してください。
屋根の点検
屋根の点検は、10~20年に1度は行うことをおすすめしています。
スレートやガルバリウム屋根の最上部に『棟板金』という部材があり、屋根を固定し雨漏りを防ぐのに重要な役割を担っていますが、トラブルを起こしやすい部材です。
約10年ほど経過すると、太陽の熱や風などの様々な外的要因により緩むことが多いことから、定期的に点検を行うとトラブルが発生しづらいでしょう。
屋根材の耐用年数
屋根は、使用されている屋根材の種類や商品ごとに耐用年数が異なります。
● スレート 約10~20年
● ガルバリウム 約25~40年
● 瓦(日本瓦) 約50~100年
スレート・ガルバリウム屋根は、約30年後に葺き替えなどの修繕が必要になります。
瓦屋根は耐用年数が高くメンテナンスが必要ないかと思われがち。しかし、他の屋根材と同じく、瓦屋根の下の目に見えない部分にも、雨漏りを防ぐためにルーフィング(防水シート)が敷いてあり、ルーフィングの耐用年数に合わせてメンテナンスは必要です。
ルーフィングの耐用年数は、商品ごとに大きく異なり、約10年~30年ほどの幅があります。
外壁塗装のメンテナンス時期
タイルやレンガ以外の外壁材の場合、10~15年に1度が外壁塗装を行う目安となります。
その他必要に合わせて、外壁材の劣化や不具合があればメンテナンスを行いましょう。
● 塗料の耐用年数
● 外壁材の劣化や不具合
● 外壁材の耐用年数
劣化や不具合がみられるか、耐用年数を超えている場合、外壁塗装を検討するタイミングとなります。
外壁塗料の耐用年数
使用されている塗料によって耐用年数は異なります。
ウレタン塗料やシリコン塗料の場合、10~15年ほどが耐用年数となります。
『フッ素塗料』や『無機塗料』など耐久性が高い塗料が使用されていれば、15~20年ほど、比較的長く使用できる場合もあるでしょう。
あくまで目安時期であり、塩害などの地域環境や立地によって劣化スピードは異なります。
また、サイディングやタイルなど目地のある外壁は、外壁塗装以外にもコーキング工事が約10年に一度ほどで必要となります。
外壁材の劣化や不具合
外壁に劣化症状が確認できればメンテナンスが必要です。
外壁の劣化症状は以下の例があげられます。
● 外壁の変色
● チョーキング
● ひび割れ
● 塗膜の浮き・はがれ
● コケやカビ、藻の発生
チョーキングとは、外壁にチョークの粉のようなものが発生する状態を指します。塗料に含まれる成分が、劣化によって浮き出てくることが原因です。
このほか、外壁からの雨漏りするなどの不具合があれば、早急に修理依頼を行いましょう。
外壁材の耐用年数
外壁材の耐用年数を超えれば、貼り替えなどの補修を検討する時期です。
モルタル、窯業系サイディング、金属系サイディングの耐用年数は約30年となっています。
屋根修理と外壁塗装を同時に行うメリット
屋根修理と外壁塗装を合わせて行うことで、足場代がお得になる他にもメリットがあります。
まず、それぞれ別業者に依頼する手間が省けます。
依頼を行ってから工事を完了するまでには、以下のような工程が必要です。
● 業者を探す
● 電話やメールなどで相談
● 見積もりや現地診断
● 依頼を確定
● 施工日程を調整、実施
これらのやり取りをそれぞれに行うよりも、1度に済ませられれば負担が軽減できるでしょう。
また、同時に施工すれば、次回のメンテナンス時期も合わせられるよう調整もできます。メンテナンススケジュールが把握しやすい上に、長期的なコスト削減にもつながるでしょう。
屋根修理業者でも外壁塗装や補修工事はできる
弊社も含め、屋根修理業者でも、外壁塗装が可能な業者は多くあります。
ホームページに施工実績やメニューが掲載されていれば参考にするとよいでしょう。
その他の外装工事や内装工事など、ニーズに合わせて対応できるかどうかも確認したいポイントとなります。
外壁塗装ができる屋根修理業者の選び方
屋根修理と外壁塗装を行う際には、施工力があり、適正価格で施工できる業者を選びましょう。
施工力のある会社は口コミ評価も高い
施工力は業者選びの際に確認しづらい部分ですが、口コミを参考にしてみるとお客さまからの評価やコメントが書かれているため、施工内容に満足できているかをはかる一つの指標となります。
どのような施工をしているか確認したい場合には、ホームページの施工事例を参考にしてみるとよいでしょう。
中間マージンのかからない地域の専門業者がおすすめ
大手の業者では、お客さまと契約した施工を下請け業者へ依頼することで、大手業者から下請け業者へ支払う『中間マージン』が発生する場合があります。
中間マージンが発生すれば、施工価格に含まれたものになるため、相場よりも高めの金額になりやすいのが特徴です。
依頼するのは、適正価格で施工ができる地域の専門業者がおすすめ。
施工内容の相談や説明を、実際に施工する業者自身が行なってくれるので安心感もあります。
外壁塗装の色選びにカラーシュミレーションが便利
外壁の色選びは、外観の印象を左右する部分なので慎重になりやすい部分です。
洋服を試着するように、外壁塗装は何度も試すことができないので難しく感じる方も多いでしょう。
色選びにお悩みであれば、ご希望の塗料で現場の建物を塗装したイメージ画像を作成できる『カラーシミュレーションサービス』を活用してみてはいかがですか?
エーストラストでは外壁塗装後の仕上がりをイメージするお手伝いとして、カラーシミュレーションサービスを無料で提供しております。
ご希望の塗料や色のパターンは何種類でも作成可能です。
カラーシミュレーションによって「イメージ通りの外観にできた」とのお声もありますよ。
LINEで簡単に作成できるので、ぜひお役立てください。
まとめ
屋根修理と外壁塗装は同時に行えば、足場代の節約や業者の手配等の手間も減るメリットがあります。メンテナンスが必要な状態であれば、あわせて依頼を行いましょう。
屋根修理や外壁塗装をご検討であれば、適正価格で施工ができる、評判の良い地域の業者を探すことをおすすめします。
外壁の色選びにお悩みの際には、カラーシミュレーションサービスも役立てて、納得のいく外観に塗装にできるとよいですね。
大阪府での屋根修理や外壁塗装は、エーストラストへぜひご相談ください。