大阪府泉大津市にて天井からの雨漏り修理〈屋上笠木板金交換〉
2024/12/16
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府泉大津市のお客様より、2階の天井に雨染みができているため見てほしいと、ご依頼をいただきました。
現地調査の結果、屋上テラスの笠木板金を固定する釘が脳天打ちされており、結合部分のシリコンも劣化していたことから、そこが雨水の侵入経路となっていることが判明しました。築15年が経過し、シリコン部分の経年劣化も進んでおりました。
そこで、雨漏りの根本的な解決として、サビに強く耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使用し、笠木板金の交換工事をご提案しました。特に雨水の侵入を防ぐため、ジョイント部には専用部材を用い、重なる内側にも捨てシリコンを施すことで、長期間安心してお過ごしいただける施工を行います。
大阪府泉大津市にておこなった、雨漏り修理の様子です。
施工前
こちらが施工前の様子です。写真のように、笠木板金を留める釘が脳天打ちされており、ジョイントの結合部分もシリコンが劣化して雨水が侵入してしまっております。
笠木とは、ベランダや腰壁の上部に設置される保護部材です。主に屋外で使用されますが、階段やキッチンの腰壁にも取り付けられます。
腰壁を雨水や紫外線から守る役割があり、木材、金属、セメントなど様々な素材で作られています。現在は防水性と耐久性に優れたガルバリウム鋼板が主流です。
施工中
雨染みの確認
続いて、既存の笠木板金を撤去し雨染みの確認をします。やはり、雨水が笠木の下地を通って屋内の雨漏りの原因となっていたようです。
ガルバリウム鋼板で新設
自社で加工したガルバリウム鋼板を新設し、雨水が入ってきやすい結合部には、重なる内側にも捨てシリコンを入れて雨水の侵入をしっかり防ぎます。
施工後
こちらが施工後の様子です。しっかり止水をしておりますので、これで雨漏りの心配はもう要りません。
担当者のコメント
このたびはエーストラストにご依頼いただき、誠にありがとうございました。屋上テラスの笠木板金は、経年劣化によるシリコンの劣化や、釘の固定方法が原因で雨水が侵入しやすくなっていました。雨漏りは建物内部の劣化を早め、修理が遅れるほど被害が拡大し、修繕費用も増えてしまいます。そのため、早期の発見と対策、定期的なメンテナンスが非常に重要です。
今回の工事では、ガルバリウム鋼板を使用し、サビに強く、耐久性と意匠性にも優れた仕上がりを実現しました。特にビス穴やジョイント部が雨水の侵入経路となるため、当社では専用部材を自社で製作し、結合部には捨てシリコンを内側にも施すなど、細部まで徹底的に対策を講じています。さらに、シリコンは紫外線の影響を受けやすいため、できる限り日光に当たらないよう施工を行い、耐久性を高めました。
屋根や笠木部分は日頃目に付きにくいため、雨漏りが起きてから気づくケースが多いですが、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、雨漏りを未然に防ぐことができます。特に築10年以上の建物では、劣化が進みやすい部分が増えるため、早めのチェックをおすすめいたします。今後も安心してお住まいいただけるよう、丁寧な施工とアフターフォローを心がけてまいります。何か気になる点やご不明な点がございましたら、いつでもご相談ください。
現場住所 | 大阪府泉大津市 |
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施工内容 | 雨漏り修理〈笠木板金交換工事〉 |
施工箇所詳細 | 屋上テラス笠木部 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |