大阪府岸和田市にて屋根修理〈立平葺きへのカバー工法〉
2024/03/11
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大阪府岸和田市にて屋根修理のご依頼です。
屋根の色褪せやひび割れが全体的に目立ち、庇からは雨漏りがしているので修理したいと、弊社にご連絡がありました。
現地に伺ったところ、庇の勾配は1寸勾配しかないにもかかわらず、「カラーベスト」が施工されていた為、雨水が庇に溜まり雨漏りが発生しておりました。庇には低勾配でも施工可能な「タテヒラ」を、屋根には「スーパーガルテクト」へカバー工法することをご提案しました。
今回は大阪府岸和田市にておこなったカバー工法の様子をご紹介します。
施工前
築40年が経過したカラーベスト屋根の様子です。
屋根は全体的に屋根材の劣化や欠けなど脆弱している状態でした。
カバー工法をおこない屋根の防水性や耐久性を高めていくのですが、それぞれの勾配に適した屋根材を施工してきます。
また、カバー工法だけではなく、ベランダの笠木に板金カバー、雨樋の掛け替えなどの施工も合わせて行います。
施工中の様子
庇のカバー工法
はじめに軒先唐草を取り付けます。
軒先唐草は、雨水を雨樋に流す役割があります。軒先唐草がないと屋根材の裏側に雨水が回ってしまい雨漏りなどが発生する原因にもなります。
次に既存の屋根材の上からルーフィングと呼ばれる防水シートを施工していきます。
庇は勾配が1寸しかなかったため、0.5寸から施工できる「タテヒラ333」を施工しました。
ガルバリウム鋼板の屋根材を立平葺きすることで、雨水が適切に雨樋に流れ、雨漏りが発生する心配もなくなります。
屋根のカバー工法
既存の棟板金などの役物を撤去していきます。
こちらも庇と同じでルーフィングの貼り付けをおこないます。
屋根は通常の4寸勾配だったので、新しい屋根材にはスーパーガルテクトを施工しました。
超高耐久ガルバの為、品質保証も25年付いております。ちなみにスーパーガルテクトは2.5寸の勾配から施工可能です。
ベランダ笠木の板金カバー
屋根とベランダの取り合い部分の笠木板金もカバーしていきます。
こちらの現場に合わせて、自社で折り曲げ加工したので寸法もピッタリです。
雨樋の掛け替え
雨樋には、角樋をご希望でしたのでコストパフォーマンスの高い「PanasonicのPC50」を採用しました。
完工
これにて完工です。
担当者からのコメント
この度は株式会社エーストラストにご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
屋根にはスーパーガルテクトをカバー工法したことで、防水性や耐久性が格段に向上しました。またガルテクトは断熱材入りの屋根材であるため、夏場の温度上昇を抑える効果が期待できます。
庇には、勾配にあった屋根材を立平葺きで施工することで、雨水が溜まることもなくなりました。また庇部分の施工では、外壁との取り合いが狭かったので、ビスを打つ時など長い延長ビットを使用し、留めつけるよう細部まで丁寧に施工しました。
低勾配の屋根には、専用の屋根材がちゃんとあるので、勾配もしっかりと考慮して施工しなければ雨漏りの原因となってしまいます。
弊社で屋根と庇、笠木板金のカバー工法をおこないましたので、今後は雨漏りの心配なくお過ごしいただけます。
大阪での屋根修理や雨漏り修理など屋根に関するお困りごとは、株式会社エーストラストにお任せください!
現場住所 | 大阪府岸和田市 |
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施工内容 | カバー工法(タテヒラ・スーパーガルテクト)・笠木板金カバー・雨樋交換 |
施工箇所詳細 | 屋根・庇・ベランダ笠木・雨樋 |
使用屋根材1 | 屋根材:ガルバリウムタテヒラ333 ・スーパーガルテクト |
使用屋根材2 | 雨樋:Panasonic PC50 |
工事金額 | 990,000円 |