大阪府和泉市にて屋根修理〈パミール屋根カバー工法〉
2023/07/20
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
和泉市にて、屋根修理のお問い合わせをいただきました。
スレートの劣化が激しく、強風が吹くと表面がパラパラと落ちてきたのでメンテナンスを考えているとのことでした。パミールという屋根材なので、塗装も不可なので今回はカバー工法で屋根修理をすることにいたしました。新しい屋根材には「ディプロマットスター」を使用しております。
和泉市にて行った屋根修理の様子です。
施工前
「パミール」は、かつて株式会社ニチハが1996年から2008年にかけて製造・販売していた屋根材です。この商品は、当時、健康被害を及ぼす「アスベスト」を含まないという特徴があり、一気に注目を集めました。
しかし、築年数が10年を迎えた頃から、屋根材に層状剥離が見られるなどの問題が発生し始めました。また、釘の腐食により屋根材が落下するといった事故も報告されました。
これらの問題は、商品として需要が高まり、急いで商品化したことが原因の一つと考えられています。しかし、十分な検証を行わなかったことも要因の一つであると言えます。
今回は、ソーラーパネルも外し、カバー工法にて修理をしていきます。
施工中
既存の板金を撤去し、スターターを取り付けます。
【換気棟】を新たに取り付けるため、棟に開口を開けておきます。
ルーフィングを張り、ケラバ板金、谷板板金を取り付けていきます。
こちらは「八谷」と呼ばれる屋根形状で、写真のように屋根材の働き寸法(取り付け寸法)を計算し、チョークラインで墨出ししておかないと、屋根材の施工ができません。
続いて、新しい屋根材「ディプロマットスター」本体と棟換気を取り付け、完工です。
担当者のコメント
この度は、株式会社エーストラストにご依頼いただき誠にありがとうございました。
屋根材ごと層状に剥がれたり、先端が変色したりする不具合が起こる「パミール屋根」。釘の固定力も弱く、屋根がズレたり落下したりすることもあります。これらの被害を最小限に抑えるためには、パミール屋根かどうかを確認し、適切なメンテナンスを行う必要があります。もし、現在パミールを使用している場合は、屋根の葺き替えかカバー工法をおこない、屋根材を根本から見直すことをお勧めいたします。
大阪の屋根修理・雨漏り修理は株式会社エーストラストにお任せください!
現場住所 | 和泉市 |
---|---|
施工内容 | 屋根修理〈スレート屋根カバー工法〉 |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |
使用屋根材1 | ディプロマットスター |
工事金額 | 770,000円 |