屋根工事を少しでもお得にするためには?材料費高騰のお話と自社施工のメリットについて
2022/05/30
新型コロナウイルスやウクライナ情勢、円安を背景にタイトな需給、資源不足の影響を受けているのは食料品や日用品だけではありません。屋根業界にも、残念ながらその影響が拡がりを見せています。
今回はその中でも鋼板(金属製の板)の値上がりにまつわる情報と、少しでもお得に屋根工事をおこなう方法を皆さまにお届けしたいと思います。
屋根修理・板金工事をお考えの方はぜひお目を通してみてください。
メーカーの値上げ
上記のような状況により、最近では鋼板メーカーの値上げが活発になってきております。
次世代ガルバリウム鋼板『エスジーエル』を販売している日鉄鋼板は、6月出荷分から建材薄板製品の追加値上げを発表しました。
ガルバリウム鋼板などの鋼板製品と軽量形鋼などの鋼板加工製品はトン当たり2万円、サイディングや波板などの建材は5%以上、販売価格が引き上げられます。
その他各社メーカーにより値上げ率は多少異なりますが、今後の状況次第では建材供給がさらに不安定化するおそれもあります。主原料の鉄鋼が世界的に高騰していることに加え、亜鉛やアルミなどの原料も上昇しており、価格の引き上げは避けられない状況です。
建設分野において鋼材は国内で消費されるものであるため、製品を海外へ輸出するなどといった円安による恩恵はあまり期待できません。このまま円安が続き、鋼材の調達コストの上昇が免れなければ建材など需要減の懸念が残る分野でも例外なく値上げ方針に変更はない様子です。
施工業者からも不安の声
このような状況に不安を抱える屋根施工業者も少なくありません。特に大手では材料費以外にも人件費が多くかかりますので客足が遠のくことは免れないでしょう。
ガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板は、耐久性が高いことから業者にもお客様にも人気が高い屋根材です。リフォーム時にガルバリウム鋼板へ葺き替えたいという方も多くいらっしゃいます。
今後も相次いで鋼板の価格が引き上げられると施工業者の工事にかかる費用もあげざるを得ません。そのため、今後ガルバリウム鋼板に葺き替えたり、カバー工法をする場合にこれまでに比べ工事費用が高くなってしまう可能性があります。
少しでも安く工事をするには
屋根業界、特に鋼板についての痛ましい価格引き上げのニュースについて解説いたしました。
この記事を読んでくださっている方の中には屋根のリフォームや修理について不安感を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、価格引き上げは我々にもどうにもできないことです。
しかし、品質を保ちながら大手ハウスメーカーや工務店などより安く工事をおこなう方法があります。それは、完全自社施工業者に工事を依頼することです。
大手では職人を下請けとして雇って工事をするため、中間マージンやその他営業などにかかる人件費など、工事とは直接結びつかないさまざまな費用も追加されています。または、価格を下げて工事の品質を落とすなどといった誠実でない施工をする業者も中にはいます。こういった問題点や大手のデメリットをカバーできるのが自社施工業者の強みです。
弊社では、職人がお客様の元請けとなってヒアリングから完工、アフターフォローまでを一貫しておこなうため安心してご依頼いただけ、かつ適正価格以上の余分な費用は一切かかりません。そのため、品質を保ちつつお得に工事をすることができるのです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は材料費の高騰につきまして、昨今の社会状況を踏まえたお話をさせていただきました。さまざまな状況が重なり、価格の引き上げが余儀なくされ建築業界も大変痛手を受けておりますが、お客様には少しでもお得に工事をしていただきたいというのが職人の願いです。大切なお住まいに関わることだからこそ、品質を下げて安い工事をすることはおすすめしません。最終的なライフサイクルコストが上がり、コストパフォーマンスが下がってしまうからです。
エーストラストではお客様が安心して工事を任せられるよう、現地調査からアフターフォローまで抜かりなくサポートし、慎重かつ丁寧に施工をさせていただきます。
大阪で屋根修理・屋根リフォームをご検討中の方、雨樋工事や漆喰工事など屋根に関する小工事をご検討中の方は、ぜひエーストラストをご用命くださいませ。現地での屋根診断やお見積もり・ご相談は初回無料で受け付けております!
\職人からのコメント/
有り難いことにエーストラストは日々たくさんの屋根工事の依頼を頂いているため、注文する材料ロット数が多い分、仕入れ値が安くなっており、その分他の会社様よりもお安く工事が可能です。